sukiyaki-k’s diary

アラフィフからのやり直し人生。日々のことや黒歴史など思いつくままに綴っていきます。

神様の悪送球、 映画「さくら」を観ておもったこと

こんばんは。

sukiyaki-kです。

 

映画「さくら」を観ました。

文庫本は以前に読んで号泣したのですが

こちらも泣きました。

大切な家族を失った家族の物語です。

物語の途中で「ジェンダー」「性」についても触れていきます。

映画では端折られている箇所もあったのですが

「さくら」の内容は十分伝わると思いました。

自分自身に起こった不幸な事故に耐え切れなくなった長男は

自ら命を絶つこと選択します。

不幸な事故によって障害をもった長男は言います。

神様が悪送球を投げてきた。打たれへん。」

愛犬「サクラ」が病気になった時、次男は思います。

神様はまた悪送球をしかけてきた。」

ですが、物語のラストの方で次男は言います。

神様はいつだって打てないボールは投げてこなかった。」

と。

長男の死から逃げるように失踪する父

家庭を守ろうと踏ん張る母

長男を慕う激しい感情を持つ妹

どんな時でも尻尾を振る愛犬サクラ

次男の目を通してバラバラになった一家が

再び一つになろうとしていく様が描かれています。

それぞれの葛藤に心を握られるような痛みを感じました。

「愛とは何ぞや。」

と問いかけられ、答えをもらえるような映画でした。

 

文庫本の紹介は☟です♪

sukiyaki-k.hatenadiary.jp

 

ちょっと話は飛びますが、

現在のコロナ禍も、神様の悪送球なのかな、

なんてことを思いました。

神様のボールが悪送球でないなら

きっと打ち返せるはず。

みんなが他の人を思って行動すれば、

感染の急拡大は治まってくれる。

そう信じたいです。

 

 

力強く咲くひまわり♪

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ここまで読んでいただいてありがとうございました。