sukiyaki-k’s diary

アラフィフからのやり直し人生。日々のことや黒歴史など思いつくままに綴っていきます。

「ばらかもん」に学ぶこと

こんにちは。

sukiyaki-kです。

 

今日は好きな漫画本のご紹介。

アニメ化もされたようなので、ご存じの方もいらっしゃると思います。

ばらかもんヨシノサツキ

 

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ばらかもん 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

 

18巻完結です。

18巻の帯

ばらかもん、完結。

与えること、与えられること、自分らしく生きること。

10年間、応援ありがとうございました。

ばらかもん、ついに完結です。 

18巻だけ、本の帯が残ってました(笑)

 

裏表紙(1巻)

とりあえず・・・・・

客は玄関から入ってくれ!!

 

とある理由で、日本最西端の島で暮らすことになった

若きイケメン書道家・半田清舟。

慣れない田舎暮らしを始めた「先生」の前に、

天真爛漫な島コドモ・なるが現れて・・・?

都会育ちのツンデレ先生と、器のおっきすぎる島の人たちが繰り広げる

ハートヒートアイランドコメディ、待望の第1巻!

 

主人公の半田清舟はネガティブで引きこもりがちな書道家

同じく書道家である父にコンプレックスも持っています。

人間関係が苦手で、不器用な主人公が

島で暮らし、島の人たちと関わりながら成長していきます。

各巻に心を打たれる名台詞があります。

ハートヒートアイランドコメディ

と謳っているように、大笑いもします。

声をあげて笑う場面も多数です。

私が「ばらかもん」を知ったのは娘に教えてもらったからなのですが

一巻を買って初めて読んだ時からファンになりました(笑)

 

一巻で、餅拾い(餅まき=家や船などの上棟式で集まった人々に餅をまく儀式)

に主人公が参加して、一個も餅を拾えなかったときに

村の年長者の「やすバ」が先生に言います。

ヤスばは推定80歳くらいの華奢な腰痛持ちのヨボヨボおばあちゃん。

先生は下手かもんね。

上ばっかり見ちょるけん、ダメたいね。

下ばみっとよ、チャンスは意外にも下に落ちちょるけんね。

主人公はやすバに聞きます。

それでもとれなかったらどうすればいい?

誰か俺よりうまい奴がいて、どうしても餅を拾えなかったら

やすバは答えます。

そん時はな、

どうぞお先に

人に取られたものを欲しがる必要はなか

諦める必要もなか

譲ってやってもっと大きな餅ば狙え

譲ることと拾うことをやめなければ

ほれ、この通り

と袋一杯に入った餅を見せます。

 

この時、主人公は書展で良い成績を残せずに落ち込んでいました。

書道家としての自信を無くし

書道をやめてしまおうかと考えていた矢先での出来事。

書道と餅ひろいを重ねて考えた主人公は元気を取り戻します。

 

やすバのこのセリフ

どうぞお先に

人に取られたものを欲しがる必要はなか

諦める必要もなか

譲ってやってもっと大きな餅ば狙え

これって、餅拾いに限ったことじゃないんですよね。

人生のいろいろな場面で

挫折したり、人と比べて落ち込んだり・・・

そんなときの

私の人生の教訓のひとつ

として覚えている言葉です。

 

ばらかもん」は長崎県五島列島の五島島の方言で

「元気もの」という意味です。

作者のヨシノサツキ先生がこの島の生まれだとのこと。

この漫画に出てくる個性あふれるキャラクターがとても素敵です。

人口の少ない島で、

ときに喧嘩もしつつ、仲良く助け合って生きていく様がほっこりしますし

主人公や個性的な島民のドジにも大笑いします。

主人公と一緒に、島の子供たちが成長していくのも面白いです。

人間模様だけでなく

お仕事するうえでの心構えなども詰め込まれています。

私にとっては人生の教訓をもらえるような漫画でした♪

 

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ここまで読んでいただいてありがとうございました。