小説家は嫌な人間!?
こんばんは。
sukiyaki-kです。
はてな20周年おめでとうございます。
無料で書かせていただいているブログなので
何か恩返しができないだろうかと考えました。
「インターネット文学賞開催」とのこと。
私のような駄文でも、盛り上げるために投稿してみようかと思いましたが、
投稿するからには、
少しものを書く勉強を・・・・と
文章を書くために本を読んでいた時のことです。
「小説家というは自分の恥を書きちらかして銭をとるもんだ。」
という言葉が目に留まりました。
(・・?ハテ
「どこかで似たような文章を読んだ気がするぞ。」
と思い、記憶を手繰ってみる・・・
「小説家なんてのはね、意地が悪くなきゃできないのよ。」
というのは瀬戸内寂聴さんの言葉ではなかっただろうか。。。
「人間の汚い部分を書くんだから
意地が悪くなきゃかけないし、そうしないと面白くない。」
と書かれていたような気がして
図書館へGO(笑)
私が似たような文章だと記憶したのはこちらの文☟
「遺したい言葉」瀬戸内寂聴著 より
以下抜粋
「小説書く男も女も嫌な人間ですよ。いい人が小説なんか書かない。」
「小説家なんて本当に自分の恥を書きちらかして、人を傷つけてですよ、
それでその文章によって銭をもらって食ってるじゃないかと。そんな私たちの商売は
決して尊いもんじゃないですよね。ただ、趣味で書いたり、自己満足で書いたりしたらそれは通らない。やはり商売っていうのは大変だから、暖簾をかかげた以上はそれを守らなきゃいけない。」
私自身の記憶の曖昧さに、驚きを通り越して笑ってしまいました(笑)
前後の文脈がないので、捉え方に個人差はあると思うのですが。。。
私がその時感じたままの印象で記憶したのだと推測します。
『意地悪』なんて言葉はどこにも出てこないのに
自分の脳内で勝手に変換されて、覚えていたんですね。
『人は自分の都合の良いように解釈する』とよく言われますが、まさにその通りです。
私の場合は、都合の良いように解釈する=覚えやすいように変換して覚える
でした(笑)
この言葉、
瀬戸内寂聴さんの価値観もそうなのだろうし、
何よりご自身が小説家であることから
自虐的におっしゃっているのかもしれませんが
私は小説家が嫌な人間とは思えないのです。
冷静に、人間の醜い部分、汚い部分を見つめられるから書くことができる。
醜い部分や汚い部分も交えて人間だということを客観的に捉え、
表現できることと悪い人間とは結びついていかないのです。
前述した
「小説家というのは、恥を書きちらかして銭をとるもんだ。」
という部分には、大いに納得しました。
私も過去の赤っ恥を綴ってますから(笑)
ただ、小説家と違うので銭はいただきません。
読んでいただいてありがとうございます。という気持ちです。
はてな20周年!インターネット文学賞を開催ということで
「記憶に残っている、あの日」
書きたいような、書けないような
ありすぎて選べないような(笑)
考えている間に、応募期間が終了しそうです(笑)
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
朝のお散歩中、野に咲く花が綺麗でした♪