熱中症のお話
こんばんは。
sukiyaki-kです。
夜勤明けで帰宅して
お昼寝したのですが、暑くて目が覚めました( ̄▽ ̄;)
喉もカラカラで、熱中症の危機を感じて起床。
フラフラしながら水分と塩分、おまけにアイスの補給(笑)
ということで、これからは熱中症に気を付けたい時期
たまには看護師らしく
熱中症のお話をさせていただこうと思います(笑)
新しい生活様式(コロナ対策)になって
マスクを着用することが必須となっている今、
どうやって熱中症を予防していくのか
厚労省から発表されている
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました(新型コロナウイルス感染症)
をもとに書いていこうと思います。
1.マスクの着用について
マスクは飛沫の拡散予防に有効で、個人の基本的な感染対策として着用が勧められています。
マスクをしていると、どうして熱中症になりやすいの?
マスクをしている時の体の変化として
心拍数の上昇(心臓の動きが速くなる、)
呼吸回数の増加(呼吸が速くなる)
血中の二酸化炭素濃度の上昇(血液中の二酸化炭素が増える→二酸化炭素を体外に排出しようとして呼吸が速くなったり、血液の流れが速くなったりする)
体感温度の上昇(体が感じる温度で、気温だけでなく湿度や風、運動量などに影響される)
などがあるので、体に負担がかかることがあります。
⇩
高温や多湿といった環境でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。
予防対策はどうすればよいの?
屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合、マスクをはずしましょう。
強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。
周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩をとるようにしましょう。
外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。
2.エアコンについて
熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。
ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。
新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。
換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。
窓とドアなど2か所開けて換気しましょう。目安は2時間に1度です。
⇩厚労省のtiktokです。こちらはイラストでわかりやすく熱中症予防対策を学べます。
では、熱中症になるとどのような症状になるのでしょうか?
⇩日本救急医学会の熱中症診療ガイドライン2015を参考にしています。
Ⅰ度(応急処置と見守り)
症状:めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の汗、こむら返り、意識はしっかりしている
治療:通常はその場で対応可能。
涼しい場所で安静にし、
衣服を緩めて、体からの熱の放散を助けます。
靴、靴下も脱いで足の裏からも体の熱を逃がしましょう。
アイスノン等で体を冷やし(首の付け根や脇の下、足の付け根などの大きな動脈を冷やすのが効果的)、
スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給します。冷たい飲み物の方が胃の表面から体の熱を奪うので効果的です。
⇩熱中症の応急処置に関してはこちらも参照いただくと、分かりやすいと思います。
環境省熱中症予防情報サイト ##熱中症の対処方法(応急処置) (env.go.jp)
Ⅱ度(医療機関へ)
症状:頭痛、体のだるさ、吐く、体に力が入らない、集中力や判断力が低下し、ぼんやりしている。
治療:医療機関の受診が必要。熱中症が重度になってくると、自分で水分をとることができなくなるので、点滴が必要になります。
Ⅲ度(入院加療)
症状:意識がぼんやりとして、時間が場所の認識があいまいになる。大きな声で呼びかけないと目をあかないなど、意識がおかしいなど。肝臓、腎臓の障害、血液凝固の異常などです。
治療:入院加療、場合によっては集中治療が必要となります。
新しい生活様式でマスクが必須アイテムとなっているこの時期
熱中症対策に参考にしていただけたら嬉しいです。
昨日のお散歩で咲いていた可愛いひまわり
ここまで読んでいただいてありがとうございました♪
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