sukiyaki-k’s diary

アラフィフからのやり直し人生。日々のことや黒歴史など思いつくままに綴っていきます。

提婆達多(だいばだった)と樹木希林さん

こんばんは。

sukiyaki-kです。

 

今日は提婆達多のお話を書かせていただこうと思います。

実はsukiyaki-k

最近まで提婆達多のことを知りませんでした。

知ったきっかけとなったのは

「一切なりゆき 樹木希林のことば」

という本のお陰です。

この本、人生に悩んでいる方や

辛い思いをなさっている方にとってもおすすめです。

樹木希林さんの言葉を切り取って

一冊の本にまとめたものですが

読みごたえがあります。

悩んでいる心に響く名言が、きっと見つかると思います。

 

提婆達多という人は

お釈迦様のいとこにあたる人物で

お釈迦様と一緒に修行に励んでいたのですが

慢心から反逆者となり

お釈迦様を暗殺しようと計画しますが

失敗し、地獄に落ちたと言われている僧侶です。

お釈迦様は命を狙われたにもかかわらず、

提婆達多がいたから、見えてきたものがある

という言葉を残されています。

樹木希林さんは、その言葉を用いて

「自分にとって都合の悪いもの、

邪なものをすべて悪としてしまったら

そこから何も見えてこない。うまれない。

物事の良いことと悪いことは表裏一体。

それをすべて認めることによって

生き方がすごく柔らかくなると思う。」

そして、

自分にとっての提婆達多

夫である内田裕也だった、と話されています。

 

お釈迦様の「提婆達多がいたからこそみえてきたものがある

というのは

提婆達多から妬まれたことで、自分の歩むべき道が見えた

立ち位置を間違えずに行動できた

マイナス感情の理解が深まった

提婆達多がいたからこそ、自分は成功できた

など、いろいろな解釈があると思いますが

解釈は人それぞれで良いと思うのです。

お釈迦様がどのような気持ちでその言葉を残されたのかは、

お釈迦様にしかわからないと思うからです。

そのお釈迦様の言葉を用いて話された

樹木希林さんの言葉は

具体的で、分かりやすくて

私の心に深く刺さりました。

いろいろな経験をされた樹木希林さんの言葉だからこそ

響くのかもしれません。

私自身もアラフィフになったからこそ

この言葉の素晴らしさが理解できるようになったのかもしれないです。

(。´・ω・)ん?遅すぎるって?(笑)

夫が提婆達多、という表現も

樹木希林さんだからこそ言えるんだろうなって思います(笑)

 

「一切なりゆき 樹木希林のことば」

樹木希林さんの飾らない言葉の数々が、心を癒してくれます。

 素敵な言葉がきっと見つかると思います。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました♪

 

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一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

 

  

 

    

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